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  オーガニックフードのすすめvol.3  アジア学院

アジア学院とは???

アジア学院では、毎年草の根で活動する農村指導者をアジア、アフリカの農村地域から招き、農村リーダーの研修を9ヶ月間行っています。
キャンパスでは学生、職員、ボランティアが共同生活をして有機農業を基礎とした自給自足を目指し、公平で平和な共同体形成の実践を試みています。
1973年の創立以来、1000人以上の学生が卒業しています。

アジア学院のHPではアジア学院のキャンパスのマップを見ることができます。このマップがおもしろかったです。生活雑廃水を魚の養殖池に持ちいる等して、各設備では様々なものを無駄なく活かすための工夫がなされていることがわかります。
また、HP内のオンラインショップでは化学肥料や農薬を一切使っていない農産物や加工品を購入できます。旬の野菜セットやアジア学院産小麦100%のパン等があります。オーガニックコットンを使用したTシャツもかわいいです。
アジア学院創設者である高見敏弘さんの農業や生き方についてのコラムを読むこともできます。こちらも興味深いです。 アジア学院のウェブサイトへ

(広報チーム コアボラ 森)


Q.オーガニックに期待することは?

オーガニック、というよりも農法としての有機農業(自然農法を含む)に期待するのは、農業ひいては人類の未来を担いうる唯一の持続可能な農業として、もっと多くの人にかかわってもらいたいです。

Q.オーガニックと自給自足の魅力を
それぞれ教えてください

農業の厳しさも楽しさも、有機農業をしているとより強く感じられると思います。そして自分たちで作ったものを自分たちで食べるということで真の安心と満足を得ることができる。それが最大の魅力です。

Q.オーガニックに携わっていて
良かったと思うことは?

楽しい。この一言に尽きる。また、農薬を使わないことから、安心して作業に携わることができること。そしておいしい。

Q.オーガニックを扱っていて苦労することは何ですか?

苦労…、特にないです。

Q.ホームページを見ている方へ
メッセージをお願いします

アジア学院は「いのちを支えるたべもの作り」を中心として、アジア、アフリカの農村開発ワーカーの研修を行っています。学院の農場でできた農産加工品の販売も予定しています。ぜひブースに遊びにきてください!

  オーガニックフードのすすめvol.2  ナマケモノ倶楽部インタビュー

ナマケモノ倶楽部とは???

ナマケモノ倶楽部

ナマケモノの棲む森を守る(環境運動)、環境共生型のライフスタイルの提案(文化運動)、フェアトレードによる地域支援(エコビジネス)というコンセプトを掲げて活動を展開しているNGOです。

ナマケモノ倶楽部の主な活動は以下の通りです。
*スローライフの提案と実践
*フェアトレードの実践による世界の環境活動支援
*「ナマケモノ基金」を設立・・・エクアドルを中心とした環境保護運動の活動支援に役立てられます。
*スロービジネスの企画と支援・・・ナマケモノ倶楽部では、フェアトレードとスローライフを軸にした環境共生型ビジネスを「スロービジネス」と定義しています。

みんなでいっせいに電気を消そうというキャンドルナイト運動はご存知の方も多いと思います。その運動のルーツとなったのが、ナマケモノ倶楽部が2001年6月に取り組んだ「自主停電運動」なんです。他にも使い捨ての品物を使わない工夫をする「使い捨てzoony運動」や地域通貨「ナマケ」等、ユニークな運動をたくさんしていらっしゃいます。

ナマケモノ倶楽部のHPを見ていると楽しくおしゃれにスローな暮らしができそうな気分になれます。
ナマケモノ関連企業でオーガニックカフェの「カフェスロー」もおすすめです。
カフェスローの特集ページもご覧下さい。
ナマケモノ倶楽部のウェブサイトはこちらです。

(広報チーム コアボラ 森)

Q.何故オーガニックカフェを支援するのですか?
オーガニックコーヒー環境問題や国際問題に興味のある人だけでなく、美味しいご飯や飲み物そしてフェアトレード雑貨を求める沢山の人が集まれる場を 提供することによって、そこから生まれる人との交流や食材・商品を通して様々なことを知ることができ、スローな生活を送る・考える為の 重要な拠点・発信場所として応援しています。 (写真:オーガニックコーヒー)


Q.オーガニックに期待することは何ですか?
オーガニックなものは、消費者にとって体にも心にも優しい効果をもたらしてくれます。
しかし、ただオーガニックなだけでは十分とはいえません。その先にある生産者の安全性や公正な貿易、 そして地球の汚染など様々な問題を身近に感じ、考え行動するきっかけ作りとしての役割を期待しています。
Q.身近なところからスローライフを実践するにはどのような方法がありますか?
ナマケモノ箸

ナマケモノ倶楽部では、「〜せずに。」や「〜しない。」などの否定的発想では無く、「〜せずに〜をしよう」と云う、ソウゾウ(創造と想像)する楽しさを持った引き算の発想を『ZOONY運動』として提唱しています。

例えば、マイ箸やマイ水筒を持つことによって、割り箸や自販機・ペットボトルなど消費するだけで終わってしまうものから、選ぶ・使う楽しさや人と交流することのできるスローなアイテムへと変わります。(写真:ナマケモノ箸)

Q.オーガニックとスローライフの魅力をそれぞれ教えてください

オーガニックなものは手間暇を掛けて作られている為、直に会うことができなくても、生産者からの想いや温もりを感じれることが魅力ではないでしょうか。

スローライフは、大切な人との時間を増やす、美味しいご飯を楽しみながら味わって食べる、ゆったりとした時間を過ごすなど、人と人、人と自然の繋がりとして、私たちが本来求めていた心の豊かさを得ることのできる生活を過ごせるのが魅力です。

Q.オーガニックに携わっていて良かったと思うことは何ですか?
食材や商品に対する美味しさや心地よさだけではなく、携わっている人たちと出会うことによって実践することの意味や楽しさを知ることができ、人と繋がることによって自分自身の大きな糧としてスローライフをおこなうことができています。
Q.オーガニックを扱っていて苦労することは何ですか?
ナマケグッズ

取り扱う物をオーガニックでありフェアトレードであることにこだわりを持っていますが、日本ではまだフェアトレードの認知度や普及率が低い為、一般またはオーガニック商品よりも価格が若干高くなってしまうと云うことがあります。

その為、楽しさや遣り甲斐を合わせ持った苦労になりますが、取り扱う意味を知ってもらう・体験してもらうまでの最初の一歩に時間を掛ける必要があります。 (写真;ナマケグッズ)

Q.ホームページを見ている方へメッセージをお願いします

オーガニックなものはスローライフの中から生まれます。
ナマケモノ倶楽部では、スローライフを送って頂く為のきっかけの一つになるように、アイデアや商品と一緒にお待ちしておりますので、ぜひブースに遊びに来てください。
一つ一つに楽しみながら時間を掛けて、スローライフを実践しましょう。
 

オーガニックフードのすすめvol.1  カフェスローに行ってきました!


オーガニック・カフェ、カフェスローに行って来ました!!
<レポーター:森 味の評論家:宮川>

カフェスローってどんなお店?
カフェスローは、ナマケモノ倶楽部(※)世話人の辻信一さんの提唱による「スロー・イズ・ビューティフル」という「地球に負荷をかけないライフスタイル」を提案するオーガニック・カフェです。カフェで出される食材は近隣の農家を含む有機野菜たち。ナマケモノ倶楽部が応援するエクアドルのインタグコーヒーのほか、各地のフェアトレード雑貨が楽しめます。(『スロービジネス読本〜環境と経済をつなぐ「いのち」の哲学』より)

カフェスローについてもっと詳しく知りたい方はこちら http://www.cafeslow.com/

※・・・カフェスローは、NGOナマケモノ倶楽部http://www.sloth.gr.jp/のナマケモノ運動に深く関わっています。
こちらのページもぜひご参照ください。

ストローベイル

ストローベイル(藁ブロック)でできたカウンターでは居心地が良くて、ビール片手に話しこんでしまいました(このビールもオーガニックビール!)


バーガーセット週かわりバーガーランチ(\850)
テンペバーガーセット無農薬ホットコーヒー付

大豆を発酵させて作るインドネシアの伝統食"テンペ"がパンに挟まれています。豆の味が濃くておいしい。深みのあるコーヒーもすっかり気に入ってしまいました。

 

豆カレー豆カレーゆっくり煮(\1,000)

その他のメニューもカフェスローのホームページで見ることができます。
ここでは紹介しきれませんが、デザートやドリンクも充実しています。


★グッズ★
箸と水筒<箸と水筒>
とってもかわいいナマケモノの絵がついた箸入れと箸のマイ箸セット。
これを常に持ち歩けば、割り箸大量消費生活にサヨナラ。
地球にやさしいグッズです。 

 

<カラフルな布>
カラフルな布手作りのぬくもりが感じられる。
店内には作った人の写真を見ることができる商品もあります。

 

 

 

<アクセサリー>アクセサリー
アクセサリーもとってもおしゃれ。

 

 

 

<コーヒー>コーヒー
無農薬コーヒー。

 

 

 

<本>本
本もたくさん。オーガニックについて詳しくなれるかな。

*インタビュー*
Q:何故、オーガニックを扱うようになったのですか

A:ひとつには、野菜のおいしさを伝えたかったことや身体に気持ち良いこと。
ふたつめには、農作物を、薬を使って大量生産大量消費することは、例えば、コーヒー栽培や綿花栽培などに代表されるように、時に地球上の誰かを搾取したり、傷つけてしまっていることがあるからです。また同時に、薬によって土地を酷使することは、地球にとっても、これから先の世代を生きる人たちのことを思っても、持続可能ではないからです。
Q:オーガニックの魅力は何ですか
A:体にも心にも気持ち良いし、何より素材自体の味を楽しむことができると思います。身体にもやさしいので、妊婦さんやお子さんのお客様も多く、安心して召し上がっていただくことができます。
Q:カフェスローを運営する上で一番大切にしていることは何ですか
A:「つながり」です。人、食べるもの、飲むもの、住む場所、着る服など、わたし達は、いろいろなものとつながって、この地球に生かされているわけですが、そのつながりをひとつひとつ大切にした毎日を送っていきたいと思っています。
Q:楽しいエピソードや裏話があれば、教えてください
A:「前から来たくて、やっと実現しました」とおっしゃって頂いたときや、心をこめて作らせていただいたお料理や飲み物をお客様のお席に持っていったとき「おいしそう!」とおっしゃって頂けるとき。そして帰り際に、「美味しかったです」「ゆっくりできました」などの感想をお伝えいただいたときはやっぱり嬉しいです。
Q:おすすめメニューやおすすめオーガニック商品があれば、紹介してください
A:お飲み物だと、夏はやはり、南米・エクアドルからフェアトレードで入ってきている、無農薬インタグコーヒーの水出しアイスコーヒー。お水につけて8時間以上かけてゆっくり抽出するので、味が丸く、まろやかですっきり!是非お試し下さい。
ランチメニューだと、スロー定食が人気です。和食を中心に、季節の野菜を使い、栄養バランスのとれたメニューを展開しています。


*最後に*
隅々まで心がこもった手作りのお店という印象を受けました。
フェアトレード商品を扱ったり、体に優しい食材を使ったりしているところに世界の生産者への愛、お客さんへの愛を感じました。
オーガニックというとストイックなイメージを抱いていたのですが、カフェスローはインテリアもグッズもおしゃれで、スローな生活を楽しむという雰囲気。だからとても心地良い時間を過ごすことができました。
暗闇カフェ(※)など、興味深いイベントも盛りだくさんなカフェスローにぜひまた訪れたくなりました。

※暗闇カフェ・・生演奏の音楽を聴きながら、ろうそくの火の中で食事をし、話をするというイベントです。こちらについても詳しくはカフェスローホームページの「スローな夕べ」というコンテンツを参照してください。

カフェスローは東京都府中市栄町にあります。 国分寺駅からもバスで、10分弱で行けます。地図や連絡先、営業時間等の詳しい情報はカフェスローホームページhttp://www.cafeslow.com/からどうぞ。