アウンサンスーチーさん60歳記念イベント・シンポジウム →終了しました 『アウンサンスーチーを忘れない!〜軟禁下で迎える60歳〜』 (撮影/山本宗補) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆日時: 2005年 6月 19日(日) ◆時間: メインイベント 13:30〜14:30 プレイベント 15:00〜18:30 ◆入場料: 500円 (資料代) (*事前申込み不要) ◆場所: 在日本韓国YMCA アジア青少年センター (地下 スペースY文化センター)http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/ JR水道橋駅から徒歩5分/地下鉄神保町駅から徒歩10分 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 主 催 :アウンサンスーチーさんの60歳を祝う実行委員会 協 賛 :ビルマ市民フォーラム、アムネスティ・インターナショナル日本 在日ビルマ人民主化活動家のみなさん ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさんは、ビルマ(ミャンマー)の民主化運動のシンボルである アウンサンスーチーさんを覚えていますか。 1988年、母を見舞うためにイギリスからビルマに帰国していたアウンサンスーチーさんは、 国民の声に後押しされて政治の表舞台に立ちました。母国に民主的政府をつくろうと民主 化運動のリーダーとして活動し、1991年にノーベル平和賞を受賞したのですが、軍事政権 によって、これまで3度、自宅軟禁の処遇を受け、現在もなお『自由』を奪われたままです。 この16年間、実に9年以上もの間、自宅軟禁に置かれています。 6月19日、私たちはアウンサンスーチーさんの60歳の誕生日を祝うイベントを企画しました。 この日は「ビルマ女性の日」でもあります。 彼女の誕生日を祝いつつ、アウンサンスーチーさんが世界に発信し続けるメッセージを改めて 見直したいと思います。 今や世界は武力や財力で強引に自分の意志を押し通そうとする空気で覆われ、平和は足下 から脅かされています。 武力で紛争を解決することを止め、非暴力と対話で対立する意見を解決しようとする思考が 忘れ去られようとしています。 そうした状況だからこそ、ノーベル平和賞受賞者のある女性の孤独な闘いぶりが改めて見直 される時が来ているのではないでしょうか。 アウンサンスーチーさんは1945年6月19日生まれ。今年で60歳になります。 数奇の運命をたどる不屈のアウンサンスーチーさんは、今どうしているのか。 彼女の不屈さを支えているものは何なのか。彼女の非暴力と対話のポリシーと誠実な生き方は、 ビルマに民主化をもたらすのか。 プレイベントでは、ビルマの伝統舞踊や歌をお楽しみいただき、後半のメインイベントでは、 スーチーさんについて、そしてビルマの民主化についてじっくりと理解を深め、改めて考える 機会となれば幸いです。 多様な価値観に寛容で、平和を志向する生き方が世界に広がることを願って。 事前のお申し込みは不要です。 みなさまのご来場、心よりお待ちしております。 アウンサンスーチーさんの60歳を祝う実行委員会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 当日プログラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【プレイベント】13:30〜14:30 在日ビルマ人によるパフォーマンス(ビルマ舞踊・歌など) 【メインイベント】15:00〜18:30 <第1部> 1 ビデオ上映 2 開会挨拶 3 来賓挨拶 4 在日ビルマ人による民主化パフォーマンス 5
歌 SAKURA 〜アウンサンスーチーに捧げる曲 6 ケーキカット <第2部> 1 基調講演(伊野憲治教授/20分) 2 シンポジウム(80分) 『アウンサンスーチー…その現在的意味を問う』 3 アピール 4 ビルマの歌 − ナガニ 5 閉会 ------------------------------ <シンポジウム パネラー紹介> ----------------------------- ●
伊野 憲治 教授 1959年、生まれ。1986年東京外国語大学国際学修士、2001年一橋 大学社会学博士号を取得。 現在、 研究、社会史。1988年3月より1991年2月まで、在ミャンマー日本国大使館専門調査員。 思想と行動』アジア女性交流・研究フォーラム、2001年/ 『ビルマ農民大反乱(1930〜1932年)』信山社、1998年などがある。 ●
セインウィン博士 アウンサンスーチーさんのいとこにあたる。父親はビルマ独立の 父アウンサン将軍の実兄で、アウンサン同様、1947年7月19日に 暗殺されている。1988年民主化要求 運動へ参加。 現在、ビルマ連邦国民連合政府(NCGUB)首相およびNDP代表。 スーチー氏率いる国主連盟(NLD)を支える組織として米国に 拠点を置きビルマの民主化を求め活動を続けている。 ●
ドーサンサン 1988年、労働省代理局長就任時、労働組合の議長として 民主化要求運動へ参加。 1990年総選挙で当選した国民民主 連盟(NLD)議員。これまで民主化活動を理由に2回逮捕・拘束 されており、計6年以上を獄中で過ごした著名な元政治囚である。 現在、国民民主連盟・解放地域(NLD-LA)書記。タイ在住。 *お詫び************************ 都合により、急遽、ドーサンサン氏の来日は中止となりました。 心よりお詫び申し上げます。 ******************************** ●
国会議員の方(現在交渉中) ●
永井 浩(ビルマ市民フォーラム代表) 1941年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。 毎日新聞バンコク特派員、編集委員などを経て現在は神田外語 大学教授。ビルマ報道で96年日本新聞協会賞受賞。 ●
根本 敬(ビルマ市民フォーラム運営委員) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。 専門はビルマ近現代史。1957年生まれ。主要著作として 『アウン・サン:封印された独立ビルマの夢』(岩波書店)、 『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』(田辺寿夫と共著、 角川書店)などがある。 ■司会:田辺 寿夫(ビルマ市民フォーラム運営委員) 1943年 1966年〜2003年、NHK国際放送局でビルマ語ラジオ番組の制作を 担当。現在、フリージャーナリスト。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆”SAKURA”がスーチーさんへ捧げる曲を熱唱! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SAKURA:シンガーソングライター、アレマセラピスト アロマセラピーにて学んだオーガニックやスピリチュアルな ベースをもとに、愛をテーマに歌うシンガーソングライター。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 主 催 :アウンサンスーチーさんの60歳を祝う実行委員会 協 賛 :ビルマ市民フォーラム、アムネスティ・インターナショナル日本 在日ビルマ人民主化活動家のみなさん ------------------------------------------------------- 詳細問合せ先 : ビルマ市民フォーラム(PFB)事務局
〒110-0016 いずみ橋法律事務所内
E-mail: pfb@mb.neweb.ne.jp
URL : http://www1.jca.apc.org/pfb/index.htm
TEL : 03-3832-4527 Fax : 03-3832-4523 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |