「慰安婦」裁判一覧
(特記ある以外はすべて東京地裁、東京高裁)
これまでに10件の提訴があり、8件が現在進行形(地裁1件、高裁5件、最高 裁2件)。2件は最高裁で退けられ、国内的救済手段をすべて尽くした。10件中、部分的にでも原告が勝訴したのは関釜裁判第一審判決のみ(その後、高裁、最 高裁で退けられ、原告敗訴が確定)。裁判所が事実認定さえしない例も少なくない。いずれにせよ、時効・除斥期間の経過、国家無答責、個人を国際法の主 体と認めないなど国内法・国際法上の理由で、原告の請求が退けられている。
・ 韓国太平洋戦争犠牲者遺族会訴訟(金学順、他)
提訴 1991/12/06
地裁判決 2001/3/26 請求棄却
控訴 2001
高裁判決予定 2003/7/22
・ 釜山「従軍慰安婦」女子挺身隊公式謝罪・補償請求訴訟(関釜裁判)
提訴 1992/12/25
地裁判決(山口地裁下関支部)1998/4/27 請求一部認容
事実認定し、国の立法義務、立法の不作為を認め、「慰安婦」一人あたり30万 円の支払いを命じた。
控訴(広島高裁)1998/5/01
高裁判決 2001/3/29 原告控訴棄却
上告 2001/4/12
最高裁決定 2003/3/25 上告棄却「上告理由となる憲法違反はない」
・ フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟
提訴 1993/4/02
地裁判決 1998/10/09 請求棄却(事実認定はフィリピン占領のみ)
控訴 1998/10/23
高裁判決 2000/12/06 控訴棄却
上告 2001/12/20
・ 在日韓国人元「従軍慰安婦」謝罪・補償請求訴訟(宋神道)
提訴 1993/4/03
地裁判決 1999/10/01 請求棄却(事実認定あり)
控訴 1999/10/07
高裁判決 2000/11/30 控訴棄却(事実認定、国際法違反認定)
上告 2000/12/12
最高裁決定 2003/3/28 上告棄却「上告理由となる憲法違反はない」
・ オランダ人元捕虜・民間抑留者損害賠償訴訟
提訴 1994/1/24
地裁判決 1998/11/30 請求棄却
控訴 1998/12/02
高裁判決 2001/10/11 控訴棄却(「原告の各被害事実を認める」という概括 的事実認定)
上告 2001/10/24
・ 中国人「慰安婦」損害賠償請求訴訟(第一次)
提訴 1995/8/07
地裁判決 2001/5/30 請求棄却(事実認定せず)
控訴 2001/6/
・ 中国人「慰安婦」損害賠償請求訴訟(第二次)
提訴 1996/2/23
◆地裁判決 2002/3/26?29? 請求棄却(事実認定あり。初めてPTSD認定)
控訴 2002/
・ 中国山西省性暴力被害者損害賠償等請求訴訟
提訴 1998/10/30
地裁判決 2003/4/24 請求棄却(原告の主張通りの概括的事実認定。付言で 立法・行政による救済を提言)
控訴 2003
・ 台湾元「慰安婦」損害賠償・謝罪請求訴訟
提訴 1999/7/14
地裁判決 2002/10/15 請求棄却(事実認定せず)
控訴 2002/10/
・ 海南島「慰安婦」謝罪等請求訴訟
提訴 2001/7/16
これから予定されている裁判
2003/4/14(月)13:30− 東京高裁810号法廷
中国人元「慰安婦」(第一次) 第7回口頭弁論
同
4/24(木)10:00− 東京地裁103号大法廷
山西省 判決
同
5/19(月)11:00− 東京高裁818号法廷
台湾 第2回口頭弁論
同
5/28(水)15:00− 東京高裁822
中国(第二次) 第2回口頭弁論
同
7/22(火)15:30− 東京高裁813
遺族会(金学順他) 判決
次回公判期日
2003/4/14(月)13:30− 東京高裁810号法廷
中国人元「慰安婦」(第一次) 第7回口頭弁論
同 4/24(木)10:00− 東京地裁103号大法廷
山西省 判決
同 5/19(月)11:00− 東京高裁818号法廷
台湾 第2回口頭弁論
同 5/28(水)15:00− 東京高裁822
中国(第二次) 第2回口頭弁論
同 7/22(火)15:30− 東京高裁813
遺族会(金学順他) 判決