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米大使館宛抗議文

アメリカ合衆国大統領  ジョージ・W・ブッシュ様 
アメリカ合衆国特命全権大使  ジョン・トーマス・シーファー様 
在日米軍司令官  ブルース・A・ライト様
四軍調整官  リチャード・ジルマー様

内閣総理大臣 福田康夫様
外務大臣  高村正彦様
防衛大臣  石破 茂様

沖縄米軍基地海兵隊兵士による少女への性暴力事件に抗議し、
直ちに米軍基地を撤去するよう強く求めます!!

2月10日、在沖米海兵隊兵士が女子中学生に性暴力を行うという許せない事件がまたしても起きました。米兵が14歳の少女を連れ出したのは日常生活が営まれている町中であり、加害者の海兵隊兵士は住民地域に居住しています。米軍隊が沖縄の住民生活を脅かし、子どもたちが安心して日常生活を送る基本的人権を奪っているこの事態と、軍事同盟強化の下に目をつぶり続ける日米両政府に対して、私たちは断固抗議します!!

1995年の事件後も、性暴力事件は何度も引き起こされてきました。事件が起きるたびに米軍は「再発防止と綱紀粛正」を繰り返しましたが、口先だけのその場しのぎの取り繕いはもうたくさんです。沖縄署に逮捕されたタイロン・ハドナット容疑者はレイプについて否認しているといいます。また、在沖米国総領事館のカーメラ・カンロイ首席領事は、「(事件を起こした米兵が)軍曹にまで昇進しているのは、今までこういうことをしていなかったからだ」と、加害米兵を擁護する発言をしていますが、反省なきこのような言動と、毅然とした態度をとらない日本政府の姿勢が、このような事件を繰り返させているのです。

女性・少女の人権を侵害し、地域住民の安全を脅かす日米軍事同盟とは何なのでしょう。「再発防止と綱紀粛正」の口約束に何の意味があるのか。基地がある限りこのようなことが繰り返されることは明らかであり、地位協定の見直しではもう済まされないところに来ています。米軍基地がなくならない限り、住民の生活の平和と生きる権利を取り戻すことはできません。私たちは在日米軍再編の強化と繰り返される性暴力に強く抗議し、以下を要請します。

一、加害者の米兵に対して公正な捜査を行い、厳正な処罰を行うこと。
二、性暴力被害にあった少女に対して謝罪と補償をし、十分な精神的ケアを行うこと。
三、米軍基地を撤廃し、軍隊を即時撤退させること。

 

2008年2月19日

「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NETジャパン) 

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