住民の生存を脅かす
普天間基地の即時無条件返還と、
辺野古新基地建設・移設計画撤回を、
強く求めます!!
防衛庁長官 石破茂様
防衛施設庁長官 山中昭栄様
私たちは、沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落事件に大きな衝撃を受けました。今回の事故は、一歩間違えれば多くの住民を巻き込んだ大惨事に繋がりかねないものです。あの日以来、住民の方たちは以前にもまして恐怖と不安に苛まれ、安心して眠ることもできず、子供たちは「また、頭の上から飛行機が落ちてくるのではないかと不安で勉強が手につかない」日々を送っています。
ヘリ墜落に抗議するデモや集会が続けられていますが、アメリカは全く誠意ある対応を見せようとはせず、日本政府も毅然とした対応をとっていません。これまでも多くのヘリ墜落事故がありましたが、そのいずれも事故原因や事故の詳細、再発防止策など、住民が納得のいく説明がなされたためしはありません。この事件に限らず、沖縄では窃盗や女性の強かん事件が多発しており、沖縄はまさにアメリカの「占領下」です。
一方、日本政府は普天間基地の代替施設として名護市辺野古に海上新基地建設を計画し、ボーリング調査を強行しようとしています。新たな基地の建設は新たな基地被害を招き、貴重な自然をも破壊するもので、地元に住む人々はボーリング調査に反対し、基地建設計画の撤回を求めてすでに4ヶ月以上も連日、座り込みを続けています。辺野古新基地については普天間の代替施設というだけでなく、既に1966年から計画していたものであることが明らかにされています。また、普天間基地の危険性を知りつつ、米軍は普天間飛行場第二ゲートの改装工事を、10メートル近くも民間地側にせり出して設置しました。住民無視にもほどがあります。
私たちは沖縄の人々の安全を脅かし、沖縄をさらにアメリカの侵略戦争の拠点にしていこうとする辺野古新基地建設、移設計画の撤回と、普天間基地の即時無条件返還・米軍の即時撤退を強く求めます。
2004年9月8日
「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NETジャパン)