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   NHK裁判の問題を国際化するため、
高裁及び最高裁の判決文を英訳するためのカンパのお願い



 ご承知のように7年に及ぶNHK裁判に最高裁は2008年6月12日、不当判決を下しました。みなさま方には長らくご支援をいただきましてありがとうございました。

 NHKが2000年「女性国際戦犯法廷」をつぶさに追った番組をつくりたいと2001年1月、ETV特集「問われる戦時性暴力」を制作・放映しました。放映後、無惨な改竄番組であるとわかりVAWW―NNETジャパンはNHKを提訴いたしました。2005年1月、制作デスク・長井暁さんの勇気ある告発により、結審間近と言われた裁判の審議が続行されました。2007年1月29日にはNHKの上層部が政治家の発言を忖度して…というあの素晴らしい東京高裁の判決が出ました。それも束の間、NHKが上告してたったの1年2ヶ月であのひどい最高裁判決となりました。東京高裁で明らかにされた政治家との面談を事実認定しながらもその重大性に目をつぶり、番組制作者の編集の自由を一般論…「最終的な放送の内容が編集の段階で当初企画されたものとは異なるものになったり、企画された番組自体が放送に至らない可能性があることも当然のことと国民一般に認識しているものと考えられる。」と論じて切り捨てました。

 それにつきましては 「最高裁裁判官への質問状」に詳しくしたためましたのでお読みいただきたいと存じます。

 弁護団長はその日の報告会で、“最高裁”ならぬ“最低裁”だと長い年月の歩みを踏みにじった裁判所に対してそのように発言いたしました。

 裁判としましててはこのような結末を迎えましたが、私たちは提訴に踏み切ったことでこの7年の間に多くのことを明らかにしました。この間支えていただきましたことありがたく感謝いたしております。

 このたび、国内における救済のあらゆる手立てが尽きた時に、国連人権理事会の特別手続き中に「表現の自由」に関する委員会に訴える手段があることがわかり、そこに訴えて日本政府や裁判所に勧告をしてもらおうと準備に取り掛かりました。

 そのために現在、東京高裁と最高裁の判決文を翻訳しております。本来このような翻訳料は高く、80万円ほどかかるそうですが、今回は趣旨を理解してくださった方のご好意によりNGO価格で翻訳を引き受けていただき30万円ほどの翻訳料となりました。

 今までの長い道のりを歩む上でみなさま方の変わらぬ温かいご好意のおかげでここまで来ることが出来ましたが、現在資金が尽きた状態です。そこで、なにとぞ国連への訴えにお力をいただきたく、あらためましてカンパのお願いをさせていただきます。

 よろしくお願い申し上げます。

             2008年11月  

                    VAWW-NETジャパン NHK裁判会計担当  


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