PMN(民衆のメディア連絡会)とは

●1991年12月1日、3人の有志から始まった実行委員会主催の「民衆のメディア国際交流'91」という集会が、ペーパータイガーTVのキャシースコットさんを招いて、東京で200人を集めて開かれました。
 この年、湾岸戦争が起こりましたが、アメリカ(日本も同じ)のマスメディアが戦争支持一色の中で、ニューヨークのケーブルTV、ペーパータイガーが戦争反対のキャンペーン番組をつくり、全米に流しました。そのビデオが日本にも上陸し、市民運動などで上映されました。
 アメリカではマスコミとは別に市民自身がTVをつくっている、しかも内容がすぐれている、---そのことに驚きました。そのペーパータイガーショックがこの会を生むきっかけになりました。日本でも自主制作ビデオが活発になりはじめていた時期でもありました。
●この集会実行委員会に集まったメンバーを中心に、ゆるやかな情報交換・交流のネットワークとして「民衆のメディア連絡会(PMN)」が翌年92年6月にスタートしました。結成時は10人でした。94年3月には朝日新聞で「メディア・アクティビスト、日本でも」と大々的に紹介されました。最初はビデオをつくる人、マスコミに批判をもっている人などが多かったのですが、徐々にインターネットの活用などへも広がって行きました。
●これまで、共同ビデオリストの制作(現在はビデオアクトに移管)、「ビデオ制作講座」、「市民ビデオノウハウ交流会」などの企画が行われました。また96年末には『市民メディア入門』を発刊し、連絡会の活動はより幅広く展開されるようになりました。パソコン通信の発展形として「民衆のメディア連絡会・メーリングリスト(pmn-ML)」が95年6月に発足。これが現在のPMNの母体となりました。98年9月には、自主ビデオの流通ネットを作ろうという新たなプロジェクト、VIDEO ACT! が生まれました。スタジオBeフリーの上映活動などの経験が活かされています。
●2001年8月からは、それまでの形を変更し、メーリングリストで情報交換を行うオンライン活動を中心に据えました。
 年会費2000円を納めていただければどなたでも入会できます。退会も自由です。現在はもっぱらメーリングリストでの情報交換を中心とし、必要に応じて適宜、メディア関連のイベントを開催します。会の意思決定は、不定期のスタッフ会議(会員ならだれでも参加可)で民主的に行い、情報交換や活動調整などもやっています。
 PMNはあくまで自分たちでメディアを作っていこうとする人たちの交流の場と考えています。それぞれの個人やグループが取り組んでいる活動をつないでいく役割といえばよいかもしれません。海外ともいくつかのグループ、個人あるいは在外日本人とのつながりがあります。
●PMNの活動は、発案者がその責任においてやる「言い出しっぺ主義」を原則としています。自分たちのメディアをつくろう、既存のメディアを変えようという一点でつながっているネットワークですので、これが発展するもしないも参加者それぞれの活動次第といえましょう。「メディアをつくる・メディアを変える」というスローガンはこのようにして自然に生まれてきたものです。ぜひあなたもこのネットワークに加わってください。つながることで新しいものがきっと生まれてくると思います。
●PMNへの入会希望者はこちらから申し込みをお願いします。
 連絡会に関してのお問い合わせはowner-pmn-ml@jca.apc.orgまでどうぞ。
 電話はThe PMN 事務局(ビデオプレス内)03-3530-8588 まで。