極限的な身体的振動=痙攣、叫び、トランスの連鎖により、
根源的な生命の記憶を生成させる特異なLive Performを展開してきた
祥子-SHOKOが、声と身体により新たな音楽的世界を構築し、
現在の「悲劇」に挑みます。
この「Live Perform」は、存在そのものの身体から、
沈黙もふくめた音楽へのアプローチです。
絶望的な沈黙から生まれる声。
その悲しみの声にそっと身体を寄り添わせる。
やがて言葉が聞こえてくる。
対話をうながす言葉が。
このLive Perform「melos」は、世界を憎悪で満たすのではなく、
悲しみの世界にとどめておくための祈りのパフォーマンスです。
極限状態で露呈された身体と声の表現が、感覚の世界と思考の世界を二項対立としてではなく、音楽として融合し、この危機的状態の世界の中であらゆる境界を横断するように開かれた対話を生み出すことを願っています
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