(2001年12月)
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管理運営に関する基本的な考え方
 私たちは、藤沢市でスタートする推進センターを市民活動団体と市民が「自治の力」を養う場として、お互いに学び、育ち合っていくような運営であって欲しいと考えます。

 次に、私たちは、推進センターを中心に多様で多彩な分野の市民活動団体が、高い理念を持ってネットワークしていけるように運営をして欲しいと願っています。

 また推進センターは、物理的にも雰囲気的にも開放的で、藤沢市の市民活動を支えていく人材を輩出できる場になって欲しいと思います。
管理運営の基本的な考え方
  • 自治の力を養う
     市民活動支援を通じた市民自治推進
  • ネットワークを活かす
      市内の市民活動団体の特性を活かした管理運営
  • 人材を育てる
      開放的な場づくりと、場を通した人材育成


事業計画とセンター機能のグレードアップ

 そこで、私たちは、3年間の事業を次の表のように年を追って、段階的にグレードアップしていく流れを示しました。

 1年目は、なるべく多くの市民や市民活動団体に推進センターの存在をアピールし、それぞれの団体の活動に役立つ施設にしていかなければなりません。そのために、それぞれの団体がどのような支援を欲しいと願っているのか、またどのような力を発揮したいと考えているか、その調査を進めその結果をもとに事業展開を方向付けたいと考えたのです。

 具体的な事業としては学習機会と市民団体交流を目的に、入門的な講座、ワークショップの開催、福祉サービスマネジメント講座、NPO法人化講座、地域発見講座、交流イベントの企画・実施や市民団体・企業の出会いの場となるようなイベントを開催し、テーマ別に意見交換を行う懇談会などを想定しました。

 情報の収集と提供・発信の為の事業としては、オープニング・キャンペーンとしてパンフレット配布やシンポジウム・コンサートの開催、市民活動団体調査、情報誌・メルマガの発行の中で、団体紹介やNPO関連特集記事などの掲載、市民活動データベースの作成(分野別・地域別の検索機能)などを構想しました。

 2年目には、講座内容もグレードアップして、組織運営のマネージメントなどの要望にも対応できるカリキュラムの設定を考えました。また、分野を越え、企業や行政といった異なるセクターにも協力を仰ぎながら、新しい交流の場を定着させていけば良いと考えます。

 3年目には、情報の提供に関して、双方向的な情報交流を促進し、推進センターばかりが中心になるのではなく、様々な団体が力を発揮できる機会を増やしていけば、そのことが基本機能から高次機能へと発展していく推進力になると、私たちは確信しています。

幅広い個人や団体の力を結集する仕組み
 私たちは全ての運営を運営団体だけで展開しないような方策を考えました。
 幅広い個人や団体の力を結集する仕組みとして、推進センターの運営にも、サポーターからの様々な意見やノウハウを取り入れ、活かしていくための、「運営協議会」の設置です。

運営協議会・サポーターズクラブのイメージ

 運営協議会の開催によって、市民が主役の市民活動推進センターをつくっていくことが、まさに行政、市民との協働によって可能になるのではないかと考えたからです。

 私達は、サポーターズクラブの発展過程を、次のようにイメージします。

 初期段階においては、登録者間の意志の調整を行っていく中で、専門チームの形成 を行っていきます。メンバーについて、私たちは企業や大学などといった方々の登録も大いに期待しています。

サポーターズクラブのイメージ・1年目

 そしてさらに、専門チームについては、その意志を具体的な形に発展させ、それぞれが独立して活動を行っていけるような支援、並びに各団体間の調整を行っていく事も運営団体の役割の一つだと考えます。

 私達は、この「サポーターズクラブ」については市民活動推進センターにおいて、特に重要だととらえ、力を入れるべきところだと考えました。

 近い将来、このサポーターズクラブから生まれた組織が行政と共に育ちあいながら、共に公益的な役割を担っていく、そんな藤沢市を思い描いています。

 そして、いつか振り返ったときに、この市民活動推進センター開設までの努力とその仕組み作りに関する活動が、藤沢市内の様々な市民活動を活発に、かつ旺盛に展開していくスタートラインだったのだと言えるようになったら素敵ではないでしょうか。
今後の私たちの活動
 さて、ここまで市民活動推進センター運営受託に向けて構想してきたことを記してきました。次ページでは、私達「ふじさわNPO連絡会」の紹介とあわせて、今後の展開への考え方をお伝えします。
 今後、私達は独自の事業として、連絡組織としての性質を持ちながら中間支援組織としての役割を担いつつ、ここにあげたような構想、仕組みの実現に向けてのあゆみを進めたいと考えています。

ふじさわNPO連絡会の特徴
 それでは、ふじさわNPO連絡会の紹介をさせていただきましょう。

 現在、正会員団体が15団体、それぞれの会員数を会わせると、おおよそ2500名以上を擁しています。

 私たちふじさわNPO連絡会は、昨年3月、藤沢市がその準備を進めていたサポートセンターについて、関心を持つ市民とともに「市民がえがく市民活動サポートセンター」というフォーラムを開催、それをきっかけに結成されました。

 その後、藤沢市が設置した「検討委員会」「開設委員会」に2名の委員を推薦し、より市民の声を反映したサポートセンター作りに精力を注いできました。
 2001年9月には法人格も取得し、情報誌「円卓」の発刊、ホームページの開設、市民活動入門講座の連続開催など、精力的に活動を展開してきました。

私たちふじさわNPO連絡会のセールスポイントは次の点にあります。
  1. 多様性
     まず、いくつかの分野にまたがる、NPO法人を含む市民活動団体のネットワークによって構成されています。
  2. 事業性
     そして多くの加盟団体は、それぞれが専門スタッフを抱え、自ら事業性を持って活動を展開してきました。
  3. 経験の深み
     その過程においては、たとえば一人の想いから仲間を集め、組織化し、多くの方々の賛同を得ながら公益的な分野において行政にも認知されるようになるまでという過程には大変な苦労がありました。
  4. ノウハウ結集の可能性
     連絡組織であるという特徴・長所としては、それぞれが培ってきたノウハウをぶつけ合う事による相乗効果として、それぞれの活動の勢いを増すこと、またふじさわNPO連絡会自体の“中間支援組織”としての展開の上での経験の蓄積の活用といったものがあげられます。

 私たちは中間支援組織として、簡単にご紹介したような事業を通じて、政策提言の能力を高めてきました。しかしながら現状ではまだまだふじさわNPO連絡会は発展途上の団体です。

 今後は一方的な事業計画をご紹介するばかりでなく、皆さんからのご意見、ご提案、賛否両論をいただきながら、共に考え、キャッチフレーズだけ、理念の旗印を掲げるだけの活動にならないよう、市民活動自体が主となるような中間支援事業の展開を行っていきたいと考えています。

【正会員】

NPO法人COCO湘南
NPO法人ワーカーズ・コレクティブ藤
NPO法人地域作業所さりさり
NPO法人理想郷
NPO法人湘南演劇鑑賞協議会
企業組合ワーカーズ・コレクティブ花もめん
昴の会
NPO法人神奈川海難救助隊
NPO法人湘南まごころ
善行援助サービス
NPO法人神奈川県ホームヘルプ協会・湘南
NPO法人耳で聞く図書館
平和ミュージカル・ふじさわ
ライフケアアカデミー
日本労働者協働組合連合会
     センター事業団藤沢事業所

【賛助会員】

ワーカーズコープ愛コープ藤沢
グループかすみ草
ワーカーズ・コレクティブ ポパイ
NPO法人ワーカーズ・コレクティブ実結
藤沢火曜パトロール
くらしの応援隊たすけっと

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