2007 年 度 事 業 予 定
◆共感を生む傾聴講座&ワークショップ
  地域デビュー研修講座
 ふじさわNPO連絡会では、現在各方面から注目されている傾聴に関する研修講座を開催します。短い日程ながら、傾聴の意味と役割を座学と実践の両面から学習できるように講義を行います。
 なお、この地域デビュー研修講座は。地域の福祉活動に関心をもつシニア層を主な対象に実施しますが、実際に福祉の現場で活動されているスタッフやボランティアの方にも参加して頂けます。全日程の参加が原則ですが、個別講座の聴講に関しては事務局にご相談ください。

08年3/20(木・祝) ・22(土) ・ 23(日)
(各日程とも10:00〜15:00)
申込締切:3月7日(金)

定員:25人(定員になり次第締切)
通し受講料:2000円
会場:ぐるーぷ藤一番館

     藤沢市藤が岡1-4-2 Tel:0466-24-3100
講師:阿部 正昭氏
(東海大学健康科学部社会福祉学科 専任講師)
講師:板倉 哲氏  
(舞台俳優)

◆「非営利ペイドワーク創出ネットワーク」〜地域へのシニア迎入れ支援事業〜
働く場としてのNPOフォーラム
◆地域デビュー応援相談会実施報告
 ふじさわNPO連絡会では、08年9月から12月にかけて(財)長寿社会開発センターの助成金を受け、「シニアの地域デビュー応援相談会」を4回にわたり開催しました。事前の公共施設予約が難しいことから、11月の藤沢市市民活動推進センターでの相談会以外は市民活動団体の拠点や病院をお借りして、現場の空気が少しでも伝わるように工夫しました。
 とりわけ冒頭でのビデオコンテンツによる市民活動の実例紹介、そして講師の方々のお話が好評で、「市民活動」への理解を深めたという声がどの回にも聞かれました。
 ただし、毎回の参加者集めにはたいへん苦労しました。背景にはシニアを取り巻く環境や状況の変化がありそうです。

変わるシニアの生活観

 参加者は延べ111名でした。
 これから地域へ帰ってくるとされていた「シニア層」とりわけ団塊世代が、時期的にも社会的にも注目されるなかで、労働人口の減少を見込んだ企業による定年延長や再雇用の動きが活発化しました。こうしたことが参加者集めにあたって予想以上に向かい風となっていたかもしれません。従来のように、老後を年金で賄える見通しが立たないなかで、やはりシニアは働く場所の確保を願っているという印象をもちましたし、実際に参加者からもそうした感想が聞かれました。
 参加者で特徴的だったのは、とりわけ年齢の高い方に社会的な活動への関心が高かったことです。戦後の民主的な教育を受けているせいか、自分の利益ばかりではなく公共的な活動への理解が深く、集団のなかで汗をかいて何かに取り組むことに喜びを感じる人が多いようでした。ただし、こうした方々も60代後半以上の方が多く、なかなか次の世代につながっていかないというジレンマを口にされる方が少なくありませんでした。

広報活動の難しさ

 広報やミニコミ等の情報提供だけでは、ふじさわNPO連絡会がこの相談会に込めた思いは伝わりきらなかったようです。
 相談会用のチラシも、様々な市民活動やNPOの紹介に力点をおきましたが、逆に読み手の関心を拡散させ相談会内容との関係性を見えにくくしてしまったかもしれません。
 その意味では、何と言っても口コミによる個別のお誘いが効果的でした。また、相談会の開催を市内の市民活動団体の拠点や病院で行ったのは正解でした。参加者はもちろん、ふじさわNPO連絡会にとってもこれまでにない新たな関係性を紡ぐ機会となりました。

市民事業の活性化を

 地域の市民活動やNPOのなかでスタッフや事務所を抱え事業性をもって運営されている組織は残念ながらまだまだ少ないのが実情をもって運営されている組織は残念ながらまだまだ少ないのが実情です。今後の地域へのシニア迎入れに向けて、こうした事業性を追求する問題意識が重要だと思われます。
 ふじさわNPO連絡会では、今回の取り組みと併行して県内の民間NPO中間支援組織とともに「非営利ペイドワーク創出研究会」をネットワークし、働く場としての事業を展開しているNPOに着目、各団体の事例を紹介するフォーラムを開催します。
 この問題に関心のある方には、ぜひこちらへもご参加ください。

市民事業の活性化を

 また、ふじさわNPO連絡会では、今回の助成金事業の最後の取り組みとして、07年度末に上記の通り「傾聴講座とワークショップ」による研修講座を開催します。
 人の話に「耳を傾ける」という行為は、人と関係を築いていく上で基本的なものですが、その技術によって相手側の印象は大きく変わります。シニア層ばかりでなく福祉関係の現場スタッフも対象にした研修講座として開催します。



藤沢発 自分らしくイキイキ暮らしたい
福祉のすまい研究会の冊子が完成しました
=福祉のすまいづくり研究会=
全32ページ、頒価1000円

目 次

(1)どのような夢が語られたのか…………………3
(2)事例検証…施設見学のなかで…………………6
(3)アンケート結果報告……………………………10
(4)事業モデルの作成…モデルケース紹介………15
(5)事業モデルの収支案(特別版にのみ掲載)…23
(6)見えてきたこと(NPOが運営する意義)…26
【福祉のすまいづくり研究会・参加メンバー】
有山志津子 株式会社門倉組 企画コンサルティング部 部長
内浜洋子 ワーカーズコープ愛コープ藤沢 理事長
高齢者家族
小野精司 NPO法人COCO湘南 理事
木村依子 子育て支援グループゆめこびと
齋藤祐二 社会福祉法人マロニエ会 施設長
篠原裕希 医療法人篠原湘南クリニック 院長
徳江陞 公認会計士
信永圭子 知的障害者家族
橋本洋一郎 NPO法人湘南改造家 代表
一級建築士・福祉用具プランナー
本田明美 藤沢難病患者と家族の会「たんぽぽの会」事務局
鷲尾公子 NPO法人ワーカーズ・コレクティブ藤 副理事長
デイハウス藤の花施設長
NPO法人藤の実 理事・ケアマネージャー
(事務局)
宇佐美満 NPO法人ふじさわNPO連絡会 事務局
黒川栄 NPO法人ふじさわNPO連絡会 事務局長
申込方法/FAXもしくはメールで、お名前・連絡先を記入の上お申し込み下さい。
FAX:0466-24-4237 E-Mail;
f_npo@jca.apc.org

主催/特定非営利活動法人ふじさわNPO連絡会
〒251-0055 藤沢南藤沢8-1 日の出ビルA203 0466-24-4832




ふじさわNPO連絡会・市民活動講座シリーズ3
「人と人とをつなげる、明るく元気なまちづくり」
福祉と商店街活性化をつなげる
終了しました
レポートはこちら>>>


機関紙:円卓号外>>>
「ふじさわNPO連絡会」が描く藤沢市市民活動の3年後構想



NPOの自立と活性化をめざして
代表理事 臼井 孝

     ふじさわNPO連絡会がスタートし、一年間の地道な活動と準備を経て、藤沢市民のNPOの人たちの様々な思いを乗せた、「NPO法人ふじさわNPO連絡会」が正式に発足しました。
     藤沢市民として、また、NPO連絡会に関わる者として、大きな責任と、込み上げる感動を胸に秘めて、藤沢市民の生活感の充実と実質向上をめざして、ひたむきに努力をしていきたいと思います。

     思えば、20年前、ボランティア活動を通して、全国の青少年の健全な生き方を発見する実践団体を立ち上げ、若者のエネルギーを吸収して、初の全国組織「全国ボランティア学習指導者連絡協議会」を発足させたときの、底知れぬ感動と責任がオーバーラップしています。この全国組織の代表としての17年間の組織運営の苦悩と、そこから育っていった全国の5,000人を越える青少年の確かな成長の歓びを、活動の質こそ違え、再び、生活の地・藤沢で体験できる幸運に感謝し、志を同じく共有する「NPO法人ふじさわNPO連絡会」に集う人たちと力強く歩んでいきたいと思います。

     現在は、県立青少年センター・藤沢ロータリークラブ・県立湘南高校・藤沢高校・藤沢工業高校・藤沢市立長後中学校・藤沢小中学校の教職員等への「ボランタリーな生き方」についての講演活動や、神奈川県の市民活動・ボランティア活動のアドバイザー活動、そしてヘルパーとして独り暮らしの高齢者の介護活動を続けながら、全国の青少年の健全育成、神奈川の青少年の健全育成、環境(植物の生態)・災害救済シュミレーション(聴覚障害者・視覚障害者等)に取り組んでいます。

     さらに、これからは、「NPO法人ふじさわNPO連絡会」を拠点として、藤沢の、様々な分野のNPOの自立と活性化をめざし、経験と力量、情熱と夢を持つNPO連絡会の人たち、行政や企業、市民の皆さんと協同して、ふじさわ市民の一人として精一杯活動を持続していきたいと思います。